やさしい生活

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我が子のランドセル選び、3人ともちがうメーカーに

我が家の3人の子どもたち(小学生2名と中学生1名)。長女は中学生のためランドセルは卒業していますが、3人ともちがうメーカーのランドセルです。それぞれを選んだポイントや使い心地を紹介したいと思います。

 

長女はコクヨ

現在中1の長女は、「コクヨ」の赤いランドセルを使っていました。初めてのランドセル選びだったわたしには、機能や背負いやすさなどはどれも同じに見えてしまい、特にメーカーにこだわりはありませんでした。コクヨに決めた理由は、刺繍やチャームがついているものが多い中、装飾がほとんどなくシンプルだったからです。長女も特にこだわりがなかったようで、一緒に定番の赤を選びました。

 

6年間使ったわりに、傷や型崩れなくまだまだ使えそうにしています。イオンなどでは見かけませんでしたが、文房具専門店のランドセルフェアで取り扱いがありました。ただ、母親から見て一つ気になったのは、低学年の頃、背負ったときに長女の姿勢が前かがみになっていたこと。ランドセルの問題というよりも、小柄(前から3番目くらい)だった長女にとっては、重みで仕方のないことだったかもしれません。大きなランドセルを背負って歩いてくる姿は、とても愛おしかったのを覚えています。コクヨランドセルは、残念ながら、2025年3月で生産終了するらしいです。

 

長男はセイバンの天使のはね

現在小3の長男は、セイバンの天使のはねランドセルです。長女の件があって、長男のランドセル探しの際は、「背筋ピーン」に惹かれてセイバンを選びました。本人の希望は「黒!」だけでしたので、わたしの好みで楽天のシブヤ文房具オリジナルの”バンビーノ”という型にしました。

写真は次女のフィットちゃんと並べたところです。比て見るとわかるのですが、セイバン(写真右)は、背中側のクッションに特に厚みがあります。低反発と高反発の素材を使った背中Wクッションというものらしいです。この他にも、肩ベルト立ち上がり部分の天使のはねなどいろいろな機能がついているためか、長男は背負っているときに前かがみになることもありません。

次女は楽ッションのフィットちゃん

わたしとしては、長男のランドセルが気に入ったので、次女もセイバンの天使の羽がいいんじゃないかと思っていました。しかし、実際に店舗で背負わせて重りを入れてみると…「肩が痛い」と浮かない表情。長女と長男は小柄さんでしたが、次女は背の順で真ん中くらいの普通体格です。店員さんがおすすめしてくれたのが、フィットちゃんの楽ッションという機能がついたものでした。背負わせてみると「これは痛くない」と言うため、楽ッションがついているシリーズから選ぶことに。

肩ベルトにクッション材が2倍入っているらしく、長男のものと比べてもふわふわしています。

  

色は、本人が淡いピンクやパープルを希望。次女は、保育園の頃から好みがはっきりしています。高学年になったときにも合わせやすそうという長女の意見も参考に、シュシュ・フローラの”ペールラベンダー”という色を選びました。

↑写真をとっていて気付いたのですが、次女のフィットちゃんは、若干右側に向かってつぶれて(よがんでいる?)います。長男の方が雑に扱っていそうですが、セイバンは全体的にがっちりしていて型崩れしにくそうです。

 

サブポケットは、長男のセイバンと比べると、次女のフィットちゃんが広がってたくさん入ります。教科書は宿題で必要なもの以外は置いて帰っていいことになっていますが、1人1台のタブレットは毎日持ち帰らなくてはいけないので容量は大事です。

 

価格帯

長女のコクヨは当時(7年前)3万円弱、長男のセイバンは3年前で7万円弱、フィットちゃんの楽ッションは1年前で7万円弱だったと思います。ありがたいことに、全て実家の両親が入学祝として購入してくれたので、好きなものを選ぶことができました。いちばんリーズナブルだった長女のコクヨも、6年間十分使うことができましたし、気になっていた”背負ったときの前かがみ”は、体格が大きくなってくると気にならなくなりました。価格差はあっても、それぞれのメーカーさんがしっかり作ってくれているのだと思います。

 

まとめ

我が家で使ってみたランドセルのそれぞれの印象としては、コクヨはシンプルな外観がよかった、セイバンは構造や機能がしっかり作られている、フィットちゃんは楽ッションが特徴的、といった感じでした。

これからランドセルを購入される方の参考になれば幸いです。ランドセル探しが素敵な思い出となりますように!