この4月で中2になる長女。中1の1学期は「英語わかんない!」とぼやいていましたが、NHKラジオ講座や英語学習アプリのおかげか、テストは80点以上、評定5を維持して3学期を終えることができました。くわしくは2月に記事にしていますが、今回はその後の長女の家庭学習の様子です。
NHKラジオ「中学生の基礎英語」
長女が9月から毎晩聴いていたNHKラジオ「中学生の基礎英語レベル1」は、2024年度分は終了し、3月31日からは2025年度ぶんが新しくスタートしました。中2でもラジオ講座は絶対続けると意欲満々です。←英語の先生にラジオ講座の話をしたら「すごくいいからこれからも絶対続けてね」と言われたから、だそうです(笑)
2025年度も、さっそくレベル1のテキスト4月号を購入し聴きはじめたのですが、新しく始まった講座は少し簡単に感じるようです。レベル1は物語形式で英語を学んでいくのすが、年度末に向け徐々に難易度があがっていくためだと思われます。そのため、現在レベル1を18:45~19:00に聴いているのですが、続けてレベル2が19:00~19:15に流れてくるため、そのまま両方聴いています。レベル2のテキストも追加購入しましたが、今のところ「レベル2でもいけそう」と言っています。1学期が始まると忙しくなるため、今後どちらにするかは本人が決めると思います。
中学校3年間の英単語が1か月で1000語覚えられる本
2月の期末テストが終わってから、「中学校3年間の英単語が1か月で1000語覚えられる本」に取り組み始めた長女。結論からいうと、1か月間で1000単語のうち8割覚えたそうです。
暗記に要した期間や暗記方法
2月下旬に開始した直後は、学校からの宿題も通常どおり出ていたので、毎日取り組むことができず、1週間に3日ほどしか時間がとれなかったようです。3月に入り各科目の授業が終わっていくことで宿題が減り、3月中旬から毎日取り組んでいました。
覚え方は本書に書いてあったとおり、1日2時間で1ゾーン200単語ずつを目標に暗記したそうです。1日に1ゾーン(200単語)×5日を1セット(1000語)として、5セット以上繰り返す方法になります。3セット目までは、1ゾーンにつき1時間以上時間がとられるし暗記できている手ごたえもなかったそうですが、4セット目から少し手ごたえがあり、5セット目あたりから8割近く暗記できている手ごたえを感じたそう。覚えている単語が増えてくると、1ゾーンにかかる時間もかなり短縮され、5セット目以降は寝る前20分程度ですませているようです。
覚えるときには、つづりを書いたりはしていませんでした。本書によると、つづりがきちんと書けるのが理想的ではありますが、一番大事なのは「意味がわかること」。長女の場合、ひたすら本を開いて赤シートで意味を確認するように一人言をつぶやいていました(恐らくつづりは書けない)。本書に音声ダウンロードができるQRコードがついていますが、長女は面倒なのかダウンロードもしていませんでした。
4月に入った現在、1割ほど暗記しきれていない単語があるそうで、「今8セット目に入った」と言っています。暗記できていない1割の中には、助動詞(shouldやcouldなど)や接続詞(whileやthoughなど)が含まれています。「いずれ授業でも出てくるから例文でまるごと覚えても損はないよ~」と励ましています。
母の感想
最初のころ、本を開いているなと思っても、すぐ寝転がって投げ出していることがありました(←最初の3セットまでの時期)。この時期を乗り越えるには、本書の前書き(単語を覚えるメカニズムや具体的な方法)をしっかり読んでから開始することだと思います。前書きでは、「5セット目以降ブレイク(=効果がでる)する!」と断言されています。3セット目までは「む~り~」と寝転がっていることもあった長女ですが、5セット目以降ブレイク説を信じて続けたのだと思います。
取り組む時期としては、やはり長期休みに期間を決めて取り組むのがよさそうです。長女の通っている中学はなぜか宿題が多く、通常量がでている平日・部活ありの日は時間がとれませんでした。できない日が続くと、モチベーションが下がり、あきらめてしまう可能性が高まります。今回は、たまたま3月に宿題量が減り、春休み前から連続して取り組めてラッキーでした。覚えた単語が増えてきた3月の下旬には、1日30分もかからずに終わっていたので、そんなにきつそうにも見えませんでした。長女曰く「中2の夏休みだったら、すでに知っている単語がもっと増えるから楽にできそう」とか。1割は覚えきれていない単語があるとぼやいてはいますが、1か月で800語以上覚えられたことは自信にもつながったようです。中2の夏休みは、もっと単語を増やしてやってみたい!と言っています。