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ドラム式洗濯機のメンテナンスと縦型洗濯機へ買い換え

我が家で7年近く使用してきたドラム式洗濯機(パナソニックNA=VX8700L)が、乾燥が終わっても生乾きの状態になってしまいました。3年前にも調子が悪くなり、修理を依頼した際は数万円かかったので、今回は買い換え含め検討することに。買い換えるまでの間、とりあえず自分でメンテナンス(埃そうじ)したところ、乾燥機能は復活した話と、その後縦型洗濯機への買い替えを決めた話です。

          

ドラム式洗濯機は時短に大活躍

年度末までフルタイム・共働きだった我が家で、食洗器と並んで時短に大活躍してくれたドラム式洗濯機。洗濯容量が11kg、乾燥容量が6kgでした。我が家は5人家族で、1日の洗濯物は洗濯容量11kgがほぼ満杯になります。洗濯・乾燥コースでいきたい場合は、容量を6kgまで減らさなくてはいけません。なので我が家では、平日は洗濯のみを1回、洗濯乾燥までを1回、計2回洗濯機をまわしていました。

【1回目:夜、洗濯のみ】乾燥機にかけたくない外着や下着類のみ洗濯し室内干しする。

【2回目:翌朝、洗濯・乾燥コース】朝から着替えた後、パジャマとタオル類を洗濯乾燥コースで回して出勤する。帰宅後には乾燥まで終わっているため、パジャマやタオルはたたまずにかごに入れ、お風呂上りにそのまま使用。

※土日は5人分の寝具類も洗うため、3回以上洗濯機をまわします。

部屋干し後の外着はハンガーのままクローゼットに移動、パジャマやタオルは乾燥後にたたまずにかごに放り込むことで、たたむ作業が少なくて楽でした。普段のお手入れは、乾燥フィルター2か所の埃とり(乾燥後は毎回)と、排水フィルターのお掃除(1~2週間に1回くらい)の2つだったので、そんなに面倒にも思いません。

自分でできるメンテナンスで乾燥機能が復活!

大活躍していたドラム式洗濯機ですが、3年目には、乾燥フィルターに水がたまるなどのトラブルで修理を依頼することになりました。今回の不調の原因はわかりませんが、やはり乾燥機能の調子が悪くなり、洗濯物が生乾きで仕上がるようになってしまいました。修理を依頼すると数万かかるとわかっていたこともあり、買い替えを検討しつつ、ダメ元で自分でお手入れをやってみることにしました。YouTubeで「ドラム式、乾かない」などで検索すると、自分でできるお手入れやプロの分解清掃まで、乾燥機能を回復させるための動画がたくさんでてきます。

やってみたこと①:窓パッキンの掃除 

窓パッキンのお手入れ動画の中には、竹串や針金などを使用されていることもありますが、傷つけないよう注意が必要です。わたしは歯ブラシやウェットティッシュを使いました。なんせ7年間弱、まったくお手入れしていなかったので、レジ袋いっぱいの埃がとれました。山盛りの埃がとれたものの、これだけでは乾燥機能は復活せず。(最新機種は、どのメーカーも窓パッキンを自動洗浄する機能がついています!)

やってみたこと②:おそうじブラシを使って乾燥ダクトの埃をとる

パナソニックが乾燥ダクト(送風のための通路)用におそうじブラシなるものを販売していることを知り、注文しました。

これで乾燥ダクトの埃を掃除するのですが、そんなにはとれなかったです。主人が普段から手が届く範囲の埃はとっていたそうです。歯ブラシなどで掃除しようとすると落として故障の原因になるそうなので注意です。(この乾燥ダクト部分も、最近はお手入れ機能をつけているメーカーがあります!)

やってみたこと③:乾燥フィルターの奥をドライバーで開けて掃除

工具を使う作業が必要なので、こちらの動画を見させていただきながらやりました。

youtu.be

わかりやすい動画のおかげで、不器用な私でも簡単にできました。けっこう汚れが取れ、この①~③が終わった後、乾燥機能が復活しました!

ドラム式洗濯機のコスパは?パナソニックはメンテナンスサービスが充実

今回わたしがやってみた①~③以外にも、分解清掃のプロの方の動画では、ヒートポンプの洗浄をされていました。乾燥機能の要となるヒートポンプに埃などが詰まり、乾燥機能の低下が起こるためです。使用後3~4年目で乾燥機能が低下して分解洗浄を依頼されるケースが多いそう。ヒートポンプの洗浄や修理には本格的な分解が必要になるため、自分でメンテナンスはできそうにありません。ということは、ドラム式洗濯機の平均寿命を7年として、その間1回はプロのメンテナンスが必要なケースがあると考えた方がよさそうです。実際、我が家も3年目頃に修理依頼しましたし。

パナソニックでは「ヒートポンプユニットクリーニング安心パックサービス」というものが開始されています。対象となる商品や条件は要確認ですが、購入3年以内であれば16500円でヒートポンプユニットをクリーニングします、というサービスです。

panasonic.jp

公式ページにもあるように、パナソニックは洗濯機の上側にヒートポンプが設置されていて、分解洗浄や修理の際にアクセスしやすく、この価格でクリーニングサービスができるそうです。他のメーカーは、ヒートポンプが洗濯機の後方下部に設置されており、洗濯機を移動させないと分解洗浄や修理ができない関係で、費用が高く(7万円前後)なりがちだとか。ドラム式洗濯機の価格は、縦型洗濯機の2倍近くします。購入時は、商品価格+寿命までのメンテナンス費用も考えて選びたいですね。わたしが現在もフルタイム共働き中であったとすれば、クリーニングサービスがあるパナソニックのドラム式洗濯機を買い替え候補にすると思います。

我が家は縦型洗濯機に買い替え

7年弱使ってみて、ドラム式洗濯機による時短の恩恵は、メンテナンス費用を考えても余りあると思います。ですが、現在わたしは専業主婦となり洗濯物を干す余裕がありますので、縦型洗濯機に買い換えることにしました。買い替えにあたっては「乾燥機能を使わないなら洗濯を1回で終わらせたい」と思い、洗濯容量重視で検討することに。5人家族だと容量10kg以上をおすすめされますが、ドラム式、縦型にかかわらず、ほとんどのメーカーは最大12kg容量です。我が家では11kgでほぼ満杯だったので、これから子どもたちの服のサイズが大きくなることなどを考えると12kgではこころもとない…と感じていたのですが、AQUAというメーカーで、14㎏や16kgの縦型洗濯機があることを発見しました!

候補になったのが下記(実際購入したのは、これの型落ちで安かったAQW‐VX14P)

超音波洗浄機らくらくSONIC AQUA14.0kgインバーター全自動洗濯機Prette

これまで使っていたドラム式や、同商品の12kgタイプともサイズが変わらないのも決め手となりました。設置スペースについては、ドラム式から縦型に買い換える際、蓋を開けたときの高さに注意が必要です。我が家は、洗濯機の上に収納できるようになるラックを設置しているのですが、棚板を一枚抜いて縦型洗濯機の蓋を開けた際に干渉しないようにしました。実際の使いごこちもまた書きたいと思います。