やさしい生活

生きてるだけでえらい時代、自分にやさしく家計にやさしく

正義を貫くよりも相手とどうなりたいか

犬も食わない我が家の夫婦喧嘩の話。

 

大抵、わたしが一方的に腹を立てている。

生理前のイライラ期が鬼門だ。

原因?

なんてないのです。

 

いつまで寝てるの

洗濯物干すの手伝ってよ

イライラのコップを溢れさせる一滴はなんでもありだ。

 

子どもたちによると

「お母さんはぷんすかぷんすか怒ってる」。

機嫌が悪くなったわたしに反応して、ふだんから愛想のいい方ではない夫の機嫌も悪くなる。

 

不穏な空気が漂う中、

わたしは「〇〇すべき」と勝手な正論を振りかざした。

わたしの感情が正義とばかりに

「〇〇だとわたしは(悲しいor腹が立つ)」

と心理学で学んだアイメッセージ攻撃も付け加えて。

 

ついに夫が謝った。

それでも腑に落ちずに引けないわたし。

そんなわたしに諭すように夫が言う。

 

「SHIROと喧嘩したいわけじゃない。仲良く生活したいだけでしょ。」

 

仲良く?

・・・

・・・

それいいね、と何かが溶けていく。

振りかざした正義をしつこく鞘にもどせなかったわたしを反省する。