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洗濯機の洗剤自動投入のデメリット

使ってみると便利だった洗濯機の洗剤自動投入機能。

我が家では、数カ月で使うのをやめました。

理由は、数カ月に一度の自動投入経路のお手入れのときに、タンク内に残った洗剤を捨てるのがもったいないと思ったからです。(貧乏性なものでして)

 

自動投入タンク・経路のお手入れ方法

自動投入タンク・経路のお手入れは、2~3カ月ごとに行うことが推奨されています。

放置するとタンク内で洗剤がゼリー状になってしまうこともあるそうで、やはりお手入れは必須のようです。

お手入れは、投入タンクの洗剤の残量が少なくなって、補充のお知らせが点滅したタイミングで行います。

【お手入れ方法】AQA‐VX14Pの場合

タンクに残っていた洗剤を排出する。

②自動投入口フィルターを取り出して水洗いする。

③液体洗剤注入口から40℃のぬるま湯750mlをいれて、1時間弱運転させる。

④自動投入口フィルターを元に戻す。

手順はそんなに手間ではないのです。

フィルターの水洗いもさっとできますし、ぬるま湯を投入した後は洗濯機にお任せですから。

ただ…タンク内に残っていた洗剤を排出するのですが、この排出される洗剤がもったいないなぁと気になってしまうのです。

 

自動投入タンクに残っている洗剤の量

自動投入タンクの残量が少なくなると、補充のサインが点滅します。

点滅したときに果たしてタンク内の洗剤はどのくらい残っているのか、タンク内の残量で何回くらい洗濯ができるのか、気になったのですぐに補充せずに数日間ながめていました。

結果、我が家の場合だと、4回くらいは補充せずにタンク内に残った洗剤で洗濯できていたようでした。

目視でふだん通り洗剤が投入されていることを確認しただけなので、規定量が投入されているかは不明ですが。

取説には、点滅したら「早めに補充してください」、「点滅した状態で運転を続けると、汚れが落ちにくくなったり、再汚染などの原因になります」とのみ書いてあり、「残り何mlになった時点で点滅するか」は明記されていません。

点滅してから数回は補充せずに洗濯できるように設計されているはずですが、洗濯物の量や洗剤の濃度によって違ってくるためか目安が明記されていないのは悩ましいところです。

 

当時我が家では、補充の手間を減らすためにナノックス自動投入専用(濃縮タイプ)を使っていました。

 

 

はっきりした回数は洗濯物量や洗剤の濃度でちがってきますが、点滅後にすぐお手入れをしたら、数回ぶんの洗剤を捨てることになることは確かです。

もったいない気がするのはわたしだけでしょうか。

 

さらに、洗剤の種類を変えたいときにもお手入れと同様の作業が必要になります。

自動投入で投入する洗剤の量は、洗剤の濃度によって変わるため、タンクや経路の中で洗剤が混ざるとまずいわけです。

また、自動投入の量の設定も変えなくてはいけなくなります。

こうなるとしょっちゅう洗剤を変更しようと思わないわけで、洗剤メーカーとしては、リピーターが固定するありがたい機能かもしれませんね。

 

洗剤自動投入のメリットとデメリット

メリット

・毎回洗剤を計量しなくてすむのは、一手間減るだけだが思った以上に便利。

・洗剤容器を置かなくていいので、洗濯機周りのスペースがすっきりする。

デメリット

・お手入れのときに数回分の洗剤を捨てることになる。

・洗剤の種類を変えたいときにもお手入れ同様の作業が必要。

・タンク内や経路が洗剤で詰まるリスクがある。(=そうならないためにお手入れが必要)

 

そんなこんなで手動投入にもどってしまった我が家です。

洗剤はナノックスワンプロに変更しました。

ちょっと割高ですが、容器もコンパクトだし汚れ落ちも良く、今のところ気に入ってます。

 

 

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