小4になった長男、歯科での矯正治療をスタートしました。
長女もそうでしたが、我が子たちは顎が狭いのか、歯並びが悪いのです。
長男の矯正治療の様子や、かかった費用などをご紹介します。
インビサライン・ファースト
小4の長男は、永久歯への生え変わりが進んでいるところです。
もともと永久歯が並ぶためのスペースが狭い上に、すでに生えかわった前歯二本が大き目で、余計にスペースがなくなっているそう。
このままだと今後生えてくる永久歯もがたがたになるということで、スペースを広げつつ歯並びも整える目的で矯正治療をスタートすることになりました。
「インビサラインファースト」という食事のとき以外はマウスピースを装着する治療です。こんな感じの透明のマウスピースを、上下にはめます。
治療期間は1年~1年半程度。
驚いたのが、このマウスピースは1週間ごとに新しいものに交換していくそうです。
最初にマウスピース作成のための検査を受けた後、全治療期間中に使用するマウスピースが作成され、大量に歯科医院に送られてくるそうです。
約1~2カ月ごとに通院し、次の受診時までの間に使う複数のマウスピースを渡されます。
パッケージには、氏名や何週目に使うものか記載されています。
実際につけてみると、透明なのでそんなに目立ちません。
写真ではわかりづらいですが、マウスピースを装着するために、歯の表面に固定用の突起部分をくっつける処置を受けています。
受診時は、このひっかける部分がとれていないかも毎回確認するそうです。
マウスピースは食事のときだけ外し、歯みがきをした後に装着します。
つけたままでも糖類が入っていない飲み物は飲めますが、マウスピースの着色が気になる場合は、お茶ではなく水を飲むように言われました。
(1週間で交換するため、我が家では気にせず、これまで通り麦茶を飲ませています。)
マウスピースは歯ブラシで毎日水洗いと、3日ごとに専用のつけ置き剤でも洗浄します。
長男はまだつけ始めたばかりなので、終始口元が気になるようです。
最初の数日は、少し痛いと言っていました。今は痛みはないと言っていますが違和感はあるようで、ときどき口の中に手をつっこんでマウスピースを触っています。
矯正治療にかかった費用
インビサラインファーストにかかる費用はざっと下記の通りでした。
・検査代…約4万円(マウスピース作成のための精密検査費等、治療に入る前に必要)
・基本料…約40万円(マウスピース代等)
・1~2カ月ごとの通院時の費用…6600円
治療期間が1年半で最低2カ月ごとに通院した場合で計算すると
合わせて約50万円( ;∀;)
(これでも基本料は、長女が同じ歯科医院で矯正治療していたため「兄弟割」という制度で少しお安くなっているそうです💦)
ちなみに、長女が小学校低学年から数年間受けた矯正治療では、寝るときだけ顎を拡大する金属の装置を装着していました。
金額もこんなに高くなかった…
(それでも30万近くはかかっていたと思います)
この数年間で、子どもたちが通っている歯科では「インビサラインファースト」での治療が主になったそうです。
矯正治療をいつ始めるか
実は、長男が低学年の頃から矯正治療の話は出ていました。
忘れっぽい長男が
給食時のマウスピースの管理ができるのか
不安しかなかったので、低学年のうちはスタートできずにいたのです。
4年生になりやっと開始したのですが、今のところつけ忘れなどはありません。
矯正治療には、第1期といって永久歯と乳歯が混在している時期に行う治療と、第2期といって永久歯が生えそろってから行う治療があります。
第1期から治療して第2期の治療も必要になった場合、治療期間も費用も多くかかるため、永久歯が生えそろってから治療(第2期のみ)を開始する方がいいという話も聞いたことがあります。
長男の場合も、永久歯が生えそろってからの治療で間に合うのであれば、第2期からの治療でいいと思っていました。
ですが、生えそろってから治療する場合、八重歯を抜歯することになるだろうということで、第1期からの治療に踏み切りました。
長女の場合、今のところ第1期の治療のみで終わっています。
費用や通院の手間を考えると、長男も第1期の治療のみで終わってほしいな~と願うばかりです。
矯正治療は費用も高額ですし、いつどんな治療が最適なのかは個人によってさまざまかと思います。この記事も1つの体験談として、参考にしていただければ幸いです。