春休みも半分が過ぎました。学校が休みの期間は、子どもたちと一緒にいる時間が長くなり、嬉しい反面、ずーっと一緒だと一人の時間もほしくなります。
週末は日帰りで少し遠出をしたのですが、家族5人で5人乗りの乗用車で往復5時間程度の移動をしました。とても楽しい日帰り旅行だったのですが、家族とはいえ5人で密閉された空間にいつづけたことで知らずに疲れがたまっていたようです。
そんな週末を過ごして、昨日は中学生の長女が小学生二人とお留守番してくれている間、一人で出かける時間がありました。わずか2時間ほどでしたがものすごい解放感。片道20分ほどの目的地まで、一人運転して好きな音楽を流してハミングしていたのですが、気づくと本格的にリズムにのって歌っていました(マスクをつけていたから、外から歌っていることはわからないだろうという安心感もありまして、つい笑)。なんかストレスたまってたんだな~私。出かけるときには、「一緒に行く?」と子どもたちに声をかけていたのですが、一人で出かけられてよかった。
♪大人への応援歌♪
親になると、家族の中では「母親」(男性なら父親)という役割を担うようになります。車では、自分の好きな音楽ではなく子どもたちが好きなDVDを流すし、歩くときも手をつないで子どものペースに合わせて歩く。好きな食べ物も、数が足りなければ子どもにゆずるし、自分ではなく家族に合わせることが日常になります。日常になりすぎて、すっかり自分のペースや自分の好きなものを優先することを忘れてしまいます。家族と過ごす時間と同じくらい、自分を優先する時間も、やっぱり大事なんだと再認識しました。
大人とちがって子どもたちは、家族で同じ空間で過ごしていても、上手に自分を優先する時間を過ごしています。兄妹で騒ぎながら遊んでいたかと思うと、いつの間にか一人静かに黙々と何かを工作していたり、ジャンプしたり歌いだしたり。子どもたちだって、大人に決められたペースで生活するよう強いられている時間も多いのに、瞬間的に自分を解放する達人ですね。我が子をお手本にして、わたしも自分時間を忘れないようにしたいと思った日でした。